海でGoPro(ゴープロ)を使うときに気をつけることは?6つの注意点

GoProは、水中でも撮影ができる便利なカメラです。

そのため、海で遊ぶときなども大活躍してくれますが、使い方には気をつけてください。

適当に使っていると、思わぬ失敗をすることがあるのです。

それを避けるには、いつもと同じ使い方ではなく、その場に合わせた使い方をする必要があります。

では、海での失敗を防ぐための注意点について、詳しく説明していきましょう。

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紛失を防ぐ

GoProを海で使うときに心配なことといえば、「流されないか」「沈まないか」ということです。

撮影中にうっかり手を放してしまうと、波に流されてしまう可能性があります。

また、落としてしまったときは、どこにあるのかわからず、水中を探し回ることになってしまいます。

普通に陸で使うなら、そうしたトラブルは起こりませんが、海で使うときは十分注意しなければなりません。

大事なGoProを紛失しないように、しっかり対策を行ってください。

浮かせる

流されることや沈むことを防ぐためには、水に浮かせるためのアクセサリーを使ってみてください。

GoProには、より便利に使うためのアクセサリーが多くあります。

その中には、海での紛失を防いでくれるアイテムもあるので、事前に購入しておきましょう。

おすすめは、GoProを浮かせてくれるグリップです。

そのグリップを取りつけておくと、手を放してもプカプカと浮いてくれるのです。

また、グリップを握っていれば、安定性も増すことになります。

なるべくきれいに撮りたいときも、うまく利用していきましょう。

水が入らないものを

水に浮かせるアクセサリーを買うときは、安すぎるものを選ばないようにしてください。

安いものは品質がよくないこともあるので、安易に手を出すと失敗してしまいます。

使っているうちにグリップ内部に水がたまり、浮かなくなることがあるのです。

そのような製品では、紛失を防ぐことができません。

確実な対策をするためには、値段ばかり優先せず、なるべく正規品を購入しておきましょう。

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そのまま沈めない

海でダイビングをするときは、GoProを深く沈めて撮影することもあります。

日常では見られない珍しい景色を撮ることができるため、そうした使い方はとても楽しいものです。

ただし、そのまま沈めてしまうと、故障するおそれがあります。

深く沈めるなら、そのための準備を整えておきましょう。

普通に沈められるのは10mまで

GoProには防水機能があるので、「そのままでもOKなはず」と軽く考えてしまうこともありますが、それは間違いです。

確かに防水機能はありますが、耐えられるのは水深10mまでです。

浅瀬で使う分には問題ありませんが、ダイビングでより深い位置まで沈めるなら、対策が必要になります。

何もせずにただ沈めると壊れる可能性が高いので、十分注意してください。

ハウジングケース

深く沈めて撮影するときは、そのまま使うのではなく、必ずハウジングケースを装着してください。

ハウジングケースをつけた状態なら、水深60mまで耐えられるようになるため、ダイビングでも安心して使うことができます。

ただし、製品によって耐えられる深さは異なるので、購入するときはチェックを怠らないようにしましょう。

正規品なら60mですが、中には45mになっている製品もあります。

きちんと目的に合ったアイテムを選んでおけば、確実に失敗を防ぐことができるのです。

被写体に近づきすぎない

海の中で撮影していると、被写体にぐっと近づいて撮ってみたくなることもあります。

珍しい魚や小さい魚などをしっかり撮影したいときは、どうしても距離が近くなるものです。

しかし、GoProは近距離撮影が苦手なカメラです。

あまり近づきすぎると、ピントがうまく合わなくなってしまうため、きれいに撮ることができません。

防水カメラを併用

どうしても近い位置から撮影したいときは、防水カメラもセットで持って行きましょう。

近距離撮影が可能な防水カメラを用意して、距離に合わせて使い分ける方法がおすすめです。

それなら、被写体との距離を好きなように選択できるため、撮影の自由度が高くなります。

上手に使い分けて、どんどん撮影しましょう。

広角撮影はばっちり

近距離にはあまり向いていないGoProですが、超広角レンズがあるおかげで、広い範囲の撮影では大活躍してくれます。

水中全体をなるべく広く撮りたいときや、魚群の迫力をそのまま収めたいときなどは、とても役立ちます。

近距離は防水カメラに任せて、ダイナミックに撮りたいときはGoProを使っていきましょう。

青かぶりの対策をする

青かぶりは、全体が青っぽく撮れてしまうことです。

水中だと赤い色の光が吸収されてしまうため、普通なら目立たないはずの青色が強調されてしまいます。

深いとより青が強くなるので、ダイビングで深く潜るときは要注意です。

不自然さを軽減するためには、しっかり対策を行うようにしてください。

自動では無理

防水カメラの場合は、水中モードを選択することで、自動的に色も補正してくれます。

そのため、「普通に使っても大丈夫だろう」と考えてしまうこともありますが、油断は禁物です。

GoProには自動で補正する機能がないので、そのまま使うと失敗してしまいます。

青かぶりを防ぐなら、単体で使わないようにしましょう。

便利なアイテムの助けを借りることで、簡単に色補正ができるようになります。

赤色のフィルター

青かぶりの原因は、赤い色が少なくなってしまうことです。

その問題を解決するためには、赤色のフィルターをつけて撮るようにしましょう。

フィルターで赤い色を多めにしておけば、青ばかり目立つことはありません。

深く潜ったときでも、自然な色で撮影することができるのです。

できるだけきれいに撮りたいときは、こうしたアイテムもセットで購入しておきましょう。

タイムラプスは三脚を使う

海でGoProを使うときは、タイムラプスも撮ってみたくなるものです。

波の様子などを撮影すると、なかなか面白い映像が楽しめます。

ただし、タイムラプスの撮影をするなら、しっかり固定することを忘れないでください。

固定が甘く、途中で動いてしまうようだと、きれいに撮ることができません。

といっても、まったく手を動かさずに撮るのは難しいものです。

そんなときは、三脚を使ってみてください。

砂浜に三脚を立てて固定すれば、動かさずに長く撮影することができます。

予備のバッテリーを忘れずに

海の撮影では、つい夢中になりすぎてしまい、バッテリー残量が少なくなっていることに気がつかないこともあります。

水中での撮影だけならともかく、砂浜で他にもいろいろ撮っていたりすると、意外なほど消耗することも多いのです。

途中で使えなくなることを防ぐには、予備を用意しておきましょう。

予備のバッテリーがあれば、長時間の撮影でも安心です。

ただし、交換は必ず拭いてから行ってください。

本体や自分の手が濡れていると、ショートしてしまいます。

丁寧に拭いて乾いた状態で交換すれば、余計なトラブルは起こりません。

まとめ

海にGoProを持って行くなら、ここで紹介した注意点をしっかりチェックしてください。

適当に使っていると、落として紛失したり、深く沈めすぎて壊したりする可能性があります。

また、なかなかきれいに撮ることができず、悩んでしまうこともあるのです。

そのような失敗をしないためにも、注意点を押さえて適切な使い方をしていきましょう。