使いやすいアクションカメラを見つけるコツは?見逃せない7つのポイント
アクションカメラは、小型で便利なアイテムです。
アウトドアやスポーツなど、動きが激しいときの撮影では、大きめのカメラよりもかなり使いやすくなっています。
ただし、選び方には注意してください。
基本的には便利なカメラですが、よく見ないで適当に選んだりすると、意外なほど使いにくいもの買ってしまうことがあります。
では、本当に使いやすいものを選ぶためにはどこをチェックすればよいか、詳しく説明していきましょう。
フレームレート
せっかくアクションカメラを使っても、なかなか思い通りの映像にならないときは、困ってしまうものです。
何度も撮り直しが必要になるようだと、「使いにくいカメラだな」と感じることが多くなります。
そこで注目したいのが、「fps」という単位で表されるフレームレートです。
フレームレートの値が小さいと、撮れた映像に不満を感じてしまうことがあるので、選ぶときは見落とさないようにしてください。
一発で納得のいく映像を撮ることができれば、不便さに悩むことはなくなります。
滑らか動き
フレームレートの値は、1秒間に撮影できるコマ数です。
それが少ないと、滑らかさが足りない映像になってしまいます。
これが、撮った映像に不満を感じてしまう原因です。
アニメーションやパラパラ漫画と同じで、枚数が少なければ、それだけスムーズな動きからは遠ざかってしまいます。
ヌルヌル動く滑らかな映像を常に撮影できるようにするなら、フレームレートの値が大きいものを探しましょう。
60fpsの製品は、1秒間に60コマ撮影できるので、動きがとても滑らかになります。
動きがスムーズだと臨場感も増すことになるので、しっかりチェックしておきましょう。
安すぎる製品に注意
アクションカメラの中には、格安で購入できるものもあります。
しかし、あまり安いと、フレームレートの少ないタイプが多くなるので、注意してください。
30fpsが限度で、それ以上の枚数は撮影できないことがあります。
ヌルヌル動く滑らかさを重視するなら、値段だけで安易に決めないようにしましょう。
フレームレートがどれくらいか、購入前にきちんと確認していれば、あとになって後悔するようなことは起こりません。
手振れ補正機能のタイプ
せっかく撮影しても、出来上がたものがブレていた場合は、がっかりしてしまうものです。
これも、撮り直しを増やしてしまう原因のひとつです。
アクションカメラは、そうしたデメリットを防ぐために、手振れ補正機能を備えています。
その機能があれば、動きながらでもきれいな映像を撮ることができます。
アウトドアやスポーツで重宝されているのは、高性能な手振れ補正機能により、動いたときの映像の乱れを抑えられるからです。
ただし、手振れ補正機能には2つのタイプがあるので、選ぶときは注意してください。
自分に合った方を選択すれば、快適に使うことができます。
高画質な光学式
光学式の手ブレ補正機能は、中のレンズを動かしてブレを抑えるタイプです。
このタイプだと、ブレを抑えるだけでなく、画質もかなりきれいになります。
そのため、高画質であることを優先するなら、迷わず光学式を選びましょう。
ただし、全体のサイズには気をつけてください。
光学式は構造が複雑なので、どうしてもサイズが大きめになってしまいます。
本当に小さいカメラが欲しいときは、別のタイプもチェックしてみましょう。
軽い電子式
電子式の手振れ補正機能を備えたものは、センサーで自動的にブレを抑えてくれます。
このタイプのメリットは、きっちりコンパクトになっていることです。
画質はそれほどでもありませんが、小型で軽量な点は光学式に勝っているため、扱いやすいことを優先するならおすすめです。
また、値段も安くなっています。
コスパを考えて購入するときも、電子式を選んでおいてください。
画角
画角の広さは、撮影できる範囲に影響してくる要素です。
広い景色を撮りたいときなどは、十分に広いものでないと、不便に感じてしまいます。
フレームに収めたいところがすべてカバーできず、中途半端な映像になることが多いのです。
アクションカメラなら普通のカメラより広くなっているものですが、製品によって違いはあるので、しっかりチェックしておきましょう。
画角が170くらいあるものだと、人間の視野にかなり近いため、見たままの景色をそのまま切り取ることも可能になります。
どんなものを撮影するかよく考え、適切な画角を選択してください。
防水性
水のある場所でどんどん使いたいなら、防水性の高さは必ず押さえておくべきポイントです。
アクションカメラは優れた防水性を持つアイテムですが、製品によってタイプは異なるので、油断してはいけません。
適当に決めたりすると、使いにくいタイプを引き当ててしまうことがあります。
本体に防水機能があるタイプと、ケースをつけることで高い防水性を発揮するタイプがあるので、使い方に合ったものを選ぶようにしましょう。
ハウジングというケースを使えば、水深60mで普通に使えるタイプもあるため、ダイビングで使うときは要チェックです。
防水性の高いものは、雪の中でも安心して使うことができるので、冬の撮影に使うカメラを選ぶときも、よく見ておいてください。
バッテリーの性能
バッテリーのもちが悪いものだと、長時間の撮影では使いにくく感じてしまいます。
途中でバッテリー切れになってしまえば、撮影を中断せざるをえません。
撮りたいものをしっかり撮りきるためには、なるべく長くもつタイプを選んでおいてください。
1回の充電で簡単にバッテリー切れにならないものなら、撮影も1回で済むようになります。
撮り直しの回数を増やしたりしないためにも、できるだけ性能のよいタイプを選んでおきましょう。
また、予備のバッテリーやモバイルバッテリーも忘れてはいけません。
予備をしっかり揃えておけば、交換してすぐに撮影を再開することができます。
モバイルバッテリーが使えるタイプなら、充電することで中断を回避できるので、とても便利です。
タッチパネル
タッチパネル機能があるタイプは、なんといっても操作性の高さが魅力になります。
アクションカメラは小型なので、基本的には操作しにくいことが多いものです。
細かく設定を変えたいときなどは、その点が気になってしまい、余計なストレスを感じることもあります。
そうしたデメリットを防ぎ、快適にサクサクと操作するためには、タッチパネル搭載型がぴったりです。
デジカメのようにタッチパネルで操作できれば、サイズが小さくても、不便さを感じることはありません。
使いやすさに注目して選ぶなら、忘れずにチェックしておきましょう。
Wi-Fi機能
Wi-Fiに対応していることは、機能性重視で選ぶなら、しっかり押さえておくべきポイントです。
スマートフォンとWi-Fiで接続すれば、より便利に使うことができます。
そうすることで、撮ったものをスマートフォンから確認できるようになるのです。
小さい画面だと見にくさを感じることも多いので、積極的に使っていきましょう。
また、写真や動画をSNSに投稿したり、パソコンに送ったりもできます。
そうした使い方に魅力を感じるなら、Wi-Fi対応のモデルを見落とさないようにしてください。
優れた機能を上手に活用していけば、アクションカメラがもっと楽しくなります。
まとめ
アクションカメラの使いやすさは、どれを選んでも感じられるわけではありません。
必要な機能が足りなかったりすると、撮影しにくい状態になってしまい、イライラすることもあるのです。
そうした失敗を防ぐためには、ここで紹介したポイントをしっかりチェックおきましょう。
使いやすさにつながるポイントをきっちり押さえておけば、確実に便利なものを購入することができます。
参考URL・参考文献・根拠など
https://douga-tec.com/?p=11094
https://sakidori.co/article/89553
http://cycle-japan.com/action-camera/
https://kakaku.com/camera/action-camera/guide_V073/
https://www.rere.jp/beginners/12445/