最新GoPro(ゴープロ)は何が違う?全体的にグレードアップした注目の機能や性能
小型で体に装着して使うことが出来るウェアラブルカメラの代表格がGoProです。
ウェアラブルカメラもしくはアクションカメラとも言われ、非常に人気があるカメラです。
スキューバダイビングの他にスカイダイビング、スキーやスノーボードなど様々なシーンで使えるカメラですので、使いやすいカメラを探している方はGoProを使ってみましょう。
進化していくGoPro
GoProは人気が高く、そのバージョンアップも頻繁に行われています。
バージョンアップする度にCPUの性能が上がったり、目白押しの新機能が加わったりしますので、アクションカメラ好きの方は注目です。
GoPro Hero7 Blackが発売
特に最近発売されたGoPro Hero7 Blackは、従来のGoProには無かった機能や性能となっていますので、まずはその進化を見ていきましょう。
GoPro HERO7 Blackは4K60fps撮影が可能
動画を記録する時には、解像度が高ければそれだけ綺麗な映像を残せます。
最新のGoPro HERO7 Blackは4K60fpsで撮影ができます。
4Kは画素数にすると約800万画素の映像撮影が出来るもので、フルHDのちょうど二倍にあたる、3840×2160となっています。
フルHDが登場した当初は、それだけでも「超高画質」と言われていましたが、その二倍もの高解像度で撮影できるのですから映像の繊細さや綺麗さは言うまでもありません。
また、GoPro HERO7はその4Kを、60fpsで撮影できるのが大きな魅力です。
fpsというのはフレームレートのことで、映画は24fpsが標準で、一般的なビデオカメラでは30fpsで動画を記録していたります。
フレームレートが上がればそれだけ、動画の滑らかさが上がります。
GoPro HERO7は、4KでフルHDの2倍の解像度で撮影できるだけでなく、更にフレームレートも通常の動画撮影の2倍で撮影が出来るわけです。
超高画質で更にフレームレートも高いので、映像の迫力が違ってくるでしょう。
アクションカメラの映像品質にこだわりたいなら、GoPro HERO7を選ぶのはとても良い選択です。
ちなみに、最新のアクションカメラでも、4K60fpsに対応していない商品もあり、それだけでもGoPro HERO7は性能的な優位性があります。
GoPro HERO7 BlackのHyperSmooth
最新、GoProが力を入れている機能が、動画の手ブレ補正機能です。
通常のカメラは手持ちで撮影すると、手の動きのせいで映像が乱れたり、ゆらゆらと揺れて気持ち悪い動画になってしまったりすることがありました。
そのため、ブレのない映像を撮影したい場合は三脚に固定して撮影するなどの工夫が必要でした。
しかし、GoPro HERO7に搭載される事になったHyperSmooth機能を使うと、手ブレがほとんど無いようななめらかな映像撮影が可能となります。
三脚などに固定をせず、手持ちで歩く動画や走る動画を撮ったとしても、ほとんど揺れがなく撮影できるのが大きな強みです。
例えば、山登りをする時など、普通に手にカメラを持って撮影をすると、かなりブレてしまいますが、GoPro HERO7の手ブレ補正機能を使えば非常に滑らかな山登り動画を作ることが出来ます。
その他には、スケートボードやダウンヒルなどの競技でも、GoPro HERO7が役立ってくれるでしょう。
旧モデルではこのような、手ブレ補正機能が付いていませんので、手ブレの少ない動画を撮影したいと思っているなら、最新モデルを買うのがおすすめです。
GoPro Hero7 Blackは高い防水性能
アクションカメラが人気なのは、水中撮影に向いているからという理由もあります。
通常のビデオカメラは、カメラを入れる専用のハウジングケースが無い商品も多いですが、最新のGoProシリーズは専用のハウジングケースが使えます。
ハウジングケースを使うことで、水中撮影も可能になり、水深何十メートルと言う深い所まで潜ることが可能です。
水中撮影向きのカメラを探している方にも、GoProはおすすめ出来ます。
また、サーファーやダイバーの方が使いやすい、マウントパーツ等も販売されています。
腕に固定するマウントパーツ、水中撮影の時により綺麗な映像に鳴るように補正してくれるダイブフィルター、水中を照らしてくれる水中ライトと種類が豊富です。
GoPro自体、サイズが小さいので、水中撮影の時にカメラが大きくて小回りがしにくいということもなくなります。
マウントパーツやアクセサリーを使うことで、水中撮影がより快適になりますので、GoProで水中撮影をする時に使ってみて下さい。
ちなみにGoPro Hero7 Blackは専用のハウジングケースの中に入れる事で、最大60mまでOKです。
GoPro Hero7 Blackは音声制御が出来るのも魅力
一人で動画撮影をする場合、自分を遠くから撮影する時には、タイマー機能や撮影の信号を送るコントローラーを使いますが、音声で操作することが出来ます。
ですから、撮影をする時にタイマーを設定する必要も無く、自分で撮影のタイミングを調整でき、コントローラーを持ち歩かなくても良くなります。
また、対応する音声については14ヶ国語にも対応しているのも魅力です。
音声制御は意外に便利な機能ですので、使っていきましょう。
GoPro Hero7 Blackは長持ちで着脱可能なバッテリーがある
スマートフォンで動画撮影をしたことがある方なら分かると思いますが、動画撮影はマシンパワーを使います。
そのため、長時間の動画撮影はバッテリーが途中で切れてしまい困ることもよくあります。
ですが、最新のGoPro HERO7 Blackはバッテリーの持ちがよく、ビデオモードによっては最大で一時間以上も持ちます。
4K60fps撮影はCPUに負担がかかりマシンパワーを使うため、45分から50分と流石に短くなってしまいますが、通常の撮影なら一時間程度使えるのです。
更に、バッテリーは着脱することが出来ますので、複数のバッテリーをチャージして持っていけば、バッテリーを交換することでまたすぐに撮影を継続することが出来ます。
長時間の撮影を想定しているときにもGoProが非常に便利です。
GoPro Hero7 Blackはスロー再生やタイムラプスもOK
最新のGoProの良いところは、本体自体にスロー再生やタイムラプスで動画を撮影する機能が備わっていることです。
撮影した動画を後から編集しなくても、最初からスローで動画を撮影することが可能で、更に撮影時のフレームレートを120fpsや240fpsと切り替える事も出来ます。
スロー撮影にすることで、普通の動画とは違った映像を生み出せますので、動画のアクセントとして使ってみましょう。
また、動きが激しいアクションシーンをスローもンションで撮影するのもおすすめです。
マリンスポーツの場合は、スロー撮影をすると水しぶきが良い感じに映ります。
ちなみに、GoPro Hero7 Blackはタイムワープと呼ばれる、従来のGoProにはなかった機能があります。
従来のマウントパーツとの互換性もあり
GoProの良いところは、新しいモデルが登場しても、昔のモデルでマウントパーツが使えたりするところです。
全てのパーツに互換性があるわけではありませんが、互換性があれば、新しく買わなくてもパーツをそのまま使用することが出来ます。
「新しいGoProに興味があるけれど、また新しくハウジングケース等を買わなければいけないのかな」と心配している方は、その点は安心して大丈夫です。
また、どのマウントパーツやアクセサリーに互換性があるかどうかは、GoProの公式サイトでチェックすることが出来ます。
買いたいときはネット通販で
また、GoPro Hero7 Blackはネット通販で本体及びアクセサリーやマウントパーツが買えます。
マウントパーツはハウジングケースのみという具合に、個別に購入することが出来ますので、ネット通販はとても便利です。
とりあえず本体を購入して、もっと機能や用途を拡張したいという時に、ネット通販でアクセサリーを買うのも良いでしょう。
まとめ
ハイパースムーズにタイムワープなどの、本当に新しい新機能の他に、地味に性能がアップしたのがGoPro Hero7 Blackです。
価格は新しくなったからと言っても、GoPro Hero6が発売された時と同程度の値段となっていますので、これからGoProを買おうか迷っている方はGoPro Hero7 Blackから見ていきましょう。