GoPro(ゴープロ)と似たような格安のカメラの違いって何?
アクションカメラといえばGoProというくらいに、GoProのブランド力は大きいです。
実際に、特別カメラマンとか、映像関係の仕事についているわけではないという方でも、GoProを使用している方は多いです。
でも、いざGoProを買おうとすると、同じ売り場に似たような格安のカメラが売られていることも。
ではそれらの違いはどこにあるんでしょうか?
GoProの方が多少画質が良い
まず一番大切ともいえる画質。
この画質に関しては、GoProの方が多少良いです。
やはりGoProの方が価格的に高いですし、それは仕方ない部分もあるでしょう。
ただ、そこまでものすごく画質に差があるわけではありません。
たとえば、ガラケーと最新のスマホくらいに写真の質に差があるという場合には、どう考えても画質が良い方を買うのがおすすめになります。
画質の悪いカメラを買っても、それで写真を撮ったり映像を撮ったりしたいとは思わないでしょうから。
使わないのであれば、たとえそれを安く仕入れることができたとしても、それにかけたお金は無駄になります。
でも、GoProとそのほかの格安アクションカメラの画質の差は、そこまであるわけではありません。
たとえば最新のiPhoneとちょっと前のiPhoneくらいの差になると思えばよいです。
画質の差が金額の差に見合うかどうかを考える
ここが一番大切なわけですから、まずこの画質の差をどう考えるかがポイントになります。
値段の差は、2万円以上はしてくると思っていいです。
それに対して画質の差は、あまり気にならないくらいであることが多い。
もちろんすごく画質にこだわるのであれば、その差も気になることはあります。
特にパソコンで動画を見たり、あるいはパソコンで動画を編集したりする場合には、すごく気になるでしょう。
その際には、金額の差に見合うこともあるかもしれません。
でも、たとえばスマホで見るだけだというのであれば、その価格差に見合わないこともあります。
それならば、格安のアクションカメラを買った方が良いということになります。
保証の有無に差があることも
GoProには、当然保証があります。
でも、格安のカメラの場合には、保証がないこともあるんです。
もちろん格安のカメラの場合にも保証があることはありますが、ないこともまずまず多い。
だから、最悪買ってすぐに壊れたとしても、どうすることもできないことが出てきます。
その点GoProであれば安心です。
割とこうした機材をよく壊してしまうとか、買ってすぐに壊れてしまったことがあるという方は、GoProのほうがおすすめできます。
それも価格差にはよる
ただそれも、必ずしもGoProのほうが良いとは言えないこともあります。
というのも、たとえばGoProのHERO6を今amazonで買うと、44,600円してきます。
それに対して格安のアクションカメラであれば、8,300円程度で買えるものがあるんです。
実際この8,300円の商品には1年間の保証がついているのですが、もしこれに仮に保証がなかったとしましょう。
仮になかったとして、半年くらいで壊れたとしましょう。
そしてまた半年後に買いなおす。
それでも、かかった金額は16,600円。
まだまだGoProを買うよりもかなり格安にすんでいます。
つまり、これだけの価格差があると、たとえすぐに壊れて買いなおしたとしても、それでもなお格安アクションカメラのほうが安くあがることがあるんです。
もちろん必ずこうなるわけではありません。
たとえば、壊れるのが半年後とは限りませんから、2か月で壊れたとしたら、1年間で6回買いなおさないとならないことになる。
1年間で6回買いなおすということは、8,300円が6倍。
合計49,800円という金額がかかってくるんです。
そうなるとむしろGoProよりも高くなる。
だからいつ壊れるかによって全然変わってはきます。
こうしたアクションカメラがないと困るという場合には、壊れたら確実に買いなおさないとなりませんよね。
頻繁に買いなおさなくてもいいならば格安カメラのほうが安くなる可能性はかなり高いですが、常に持っていないといけないならば、どうなるかわかりません。
それならば確実に44,600円しかかからないと言えるGoProのほうが良いこともありますね。
ブランドの差が意外と大きい
特にブランドを気にしないという人もいるでしょうが、大多数の日本人はブランドを気にします。
たとえば、街のスーパーで1,000円で売っているバッグをお出かけ用のバッグとして使用しているという方はほとんどいないでしょう。
まったく服に興味がないという方であればそうかもしれませんが、多少服に興味がある場合、多少は名の知れたブランドで買うはずです。
お出かけ用のバッグは特に。
たとえばコーチやプラダなど。
それと同じことが電化製品でもあるんです。
全く聞いたことがないような中国のブランドよりも、パナソニック製品を好む人はすごく多いです。
電化製品でそれが起こるということは、当然カメラでもそうなる。
だから、GoProというブランドのあるなしは、大きな違いになるんです。
知らないブランドだと恥ずかしくなることがある
GoProのシェアが大きく、かつ知名度も圧倒的である分。
こうしたカメラを使用していると、「GoPro?」と聞かれることも多いです。
そこでGoProを使用しているのであれば、特に何も後ろめたいところはありません。
でも、GoPro以外の格安のカメラを使用している場合、何となくそれにこたえづらくなってしまったりもするんです。
次第に、それを使うのが恥ずかしくなることがあります。
恥ずかしくてそれが使えなくなるのであれば、最初からGoProを使用していたほうがコスパはよかったことになってしまいますだから、もしこれまでにブランドを気にしたことがあるのであれば、GoProがおすすめになります。
今現在はあまり「ブランドなんて気にしないけどなぁ」と思っていても、あとあと気になることもあるものです。
なのでこれまでに気にした経験がある方には、GoProのほうがおすすめになるんです。
操作性の差もある
GoProとそれ以外では、操作性の差があることもあります。
というのも、GoProは日本語で説明が読めますが、それ以外の場合には日本語の説明がないことがあるんです。
ある場合も、すごく簡易的な説明しかないことがあります。
それではいまいち操作がよくわからないこともありますよね。
その点GoProであれば安心です。
GoProはネット上での説明も多い
またGoProには、付属の説明書以外にも、ネット上でいろいろな人が説明してくれているというメリットがあります。
シェアが大きいということはそれだけ同じところで悩む人も多いということになります。
同じところで悩む人が多ければ、そういう人たちからのアクセスを稼ぐために、その悩みについて回答してくれる人が多くなる。
結果、GoProはだいたいのことはネット上に答えが出ていることになるんです。
だから操作はすごく簡単です。
まとめ
GoProが向いているのは、ブランドにこだわりがあることがあった人や絶対にアクションカメラが必要な方、そして操作に不安がある方。
逆にGoPro以外が合っているのは、最悪カメラは一時期あればいいという方や、ブランドにこだわらない方、そして何よりスマホでしか写真などを見なく画質にあまりこだわりがないという方です。
自分はどちらか、よく考えてみてください。