GoPro(ゴープロ)を選ぶときにチェックすべきことは?5つの注目ポイント
GoProは、超広角レンズでさまざまな映像を撮ることができる便利なアイテムです。
防水・防塵になっているので、普通のカメラでは難しいような場所でも撮影ができます。
ただし、その便利さを実感するためには、選び方に注意しなければなりません。
適当に選んだりすると、使いにくいものを購入してしまうことがあります。
では、選び方のポイントについて、詳しく説明していきましょう。
画質
GoProを選ぶときに気になるポイントといえば、「どれくらいきれいに撮れるか」というものがあります。
なるべくきれいに撮りたいときは、画質のチェックをしっかり行うよいにしてください。
製品によって解像度には違いがあるので、よく確かめずに決めたりすると、あとになって後悔することになります。
せっかく買っても、画質に不満を感じるようだと、あまり使わなくなってしまうこともあるのです。
そんなことにならないように、気になる製品の画質は忘れずに確認しておきましょう。
きれいな画質にこだわるなら、4Kのものを選ぶようにすると、失敗することはありません。
フレームレートもチェック
4KのGoProなら、フルHDの4倍きれいに撮ることができますが、とことん高画質を追求するなら、フレームレートもよく見ておくべきです。
同じ4KのGoProでも、フレームレートによって違いが出てくるのです。
フレームレートが高いものは、動きがとても滑らかになるため、スポーツなどの動きの多い映像や、タイムラプスの撮影に適しています。
そうした映像を少しでも高画質で撮りたいときは、しっかり確認しておくようにしましょう。
ナイトフォトモードで夜も安心
画質に注目してGoProを選ぶなら、暗い場所での撮影に役立つナイトフォトモードもチェックしておきましょう。
フレームレートの高い4Kの製品を使うと、ほとんどの映像が高画質になりますが、光が少ない夜間の撮影だけは、なかなかうまくいかないことがあります。
暗い場所でも高画質な映像をキープするためには、ぜひナイトフォトモードを使ってみてください。
ナイトフォトモードは、シャッタースピードを調整することで光を多めに確保できるため、暗い場所でも、かなりきれいに撮ることができます。
重さに注意
画質優先でGoProを選ぶときは、ひたすら画質だけに注目するのではなく、他の部分に目を向けることも大切です。
高画質で撮影できる製品は、通常よりもサイズが大きくなっているものが多いため、「コンパクト」「軽い」といったポイントを重要視する場合は、注意しなければなりません。
最も優先したいポイントをよく考えて、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
手ブレ対策
GoProをうまく使えば、かなり高画質な映像を撮ることができますが、初心者だと手ブレに悩んでしまうこともあります。
シャッターを押すときに手がぐらついてしまうと、せっかく高画質になるアイテムを使っていても、きれいに撮ることができません。
この問題を解決してくれるのが、手ブレ補正機能です。
手ブレ補正機能があるものなら、撮影に不慣れな人でも、きれいな写真を撮ることができます。
新しいGoProなら大抵は搭載されている機能ですが、古いタイプだと必ずしもあるとは限らないので、念のため確認しておくようにしましょう。
動くときは便利
GoProの手ブレは、押さえている手が揺れるときだけでなく、歩きながらの撮影や、スポーツをしながらの撮影でも気になるものです。
動きながらだと、どうしても揺れが大きくなってしまうため、普通の撮影よりも、きれいに撮るのが難しくなってしまうのです。
そんなときにも、手ブレ補正機能が役立ちます。
強力な補正機能があるものなら、多少動いても画像が乱れる心配はありません。
激しく動くスポーツの最中でも、かなりきれいに撮ることができるのです。
三脚を使う
手ブレの対策をするなら、三脚を利用する方法もおすすめです。
動きながらの撮影でない場合は、三脚にGoProを取りつけて撮るようにすれば、手ブレを防ぐことができます。
自分の手を使わずにしっかり固定しておくことができるため、揺れによるデメリットがまったく発生しなくなるのです。
この方法だと、「シャッターはどうする?」という疑問が出てきますが、その点も心配する必要はありません。
GoProは、アプリを使ってスマートフォンから操作することができるため、自分の手を離れていてもシャッターが切れます。
したがって、手ブレを確実に防ぐなら、三脚も一緒に購入しておきましょう。
バッテリー交換
GoProは、バッテリーが切れてしまうと使えなくなるため、バッテリーの交換はとても重要です。
製品によって違いはありますが、1個のバッテリーだと約90分が限界なので、時間を気にせず撮影したいときは、予備のバッテリーもきちんと用意しておく必要があります。
2~3個あると安心して撮影を続けられるので、必ず複数買っておくようにしましょう。
ただし、製品によっては、そうしたバッテリー交換ができないものもあります。
その場合、交換するのではなく、GoProごと充電しなければならないため、使いにくく感じてしまうことも多いのです。
したがって、GoProを選ぶときは、バッテリーがどうなっているかしっかりチェックするようにしてください。
自分に合ったものを選んでおけば、撮影中にイライラすることはありません。
モバイルバッテリー
GoProは、長い時間の映像を縮めて見るタイムラプスの撮影にも重宝されています。
タイムラプスでは、まず元になる長時間の映像を撮ることになりますが、長い時間撮影を続けるには、予備のバッテリーよりも、モバイルバッテリーの方が使いやすい場合もあります。
モバイルバッテリーは、撮影しながら充電を行うことができるので、長丁場になりそうなときは、かなり便利に使うことができるのです。
タイムラプス以外にも、長時間の撮影が必要なときはおすすめのアイテムです。
映像チェック機能
GoProを選ぶときは、タッチパネルにも注目してみましょう。
タッチパネルがあると、撮影した映像をその場ですぐに確認することができるため、とても使いやすくなります。
しかし、すべてのGoProについているわけではないので、購入するときは見落とさないようにしてください。
スマートフォンでも可
タッチパネルがないGoProでも、その他に魅力的なポイントがあれば、「映像チェックは諦めるか」と妥協して購入することもありますが、そんなときはスマートフォンの助けを借りましょう。
先述したように、GoProはアプリを使ってスマートフォンから操作することができます。
そのアプリなら、映像の確認もできるのです。
スマートフォンとの併用だと、単体で使うよりも少しだけ手間がかかりますが、タッチパネルがないものを選ぶなら最適な方法です。
安さ
GoProは、いろいろなアクセサリーをうまく活用することで、自分の頭や手首に取り付けたり、水の中の深い場所での撮影が可能になったりします。
そうした便利なアクセサリーを複数購入するとなれば、当然出費が増えることになるので、GoPro本体の値段も、選ぶときの重要なポイントになるのです。
必要なアクセサリーが多いなら、本体の方を少し安くしておけば、出費を抑えることができます。
ただし、あまり激安の製品は性能が落ちることも多いので、安さにこだわりすぎるのはよくありません。
その他の要素も考慮しながら、適度に安くて使いやすいものを選ぶようにしましょう。
まとめ
GoProは、普通のカメラでは撮れないような映像も簡単に撮影することができますが、本当に便利に使うためには、適当に選んだりしてはいけません。
画質やバッテリーなどをよく見ておかないと、本来は便利なはずのGoProでも、使いにくさを感じることになってしまいます。
失敗しないためには、ここで紹介したポイントをしっかりチェックして、自分に合ったものを探すようにしましょう。