iPhoneも防水だけど…iPhoneがあってもGoPro(ゴープロ)は本当に必要?違いはどこにある?
最近のiPhoneは、もはや一眼レフと大差ないくらいの写真を撮影することが出来ます。
まだまだ動画ではその域には達してはいませんが、少なくとも写真ではそのレベルになっています。
そして、防水でもある。
だから、もはやiPhoneがあればGoProはいらないのではないかと思うものですよね。
本当にGoProは必要なのでしょうか?
その違いはどこにあるでしょう?
防水のレベルが違う
まず、iPhoneとGoProでは、防水のレベルが大きく違います。
iPhoneの防水レベルは、簡単に言えばちょっと水の中に落としたくらいでは壊れないというくらいのものです。
しかしGoProの防水性能はそうではありません。
水深10メートルの中でも使用することが出来るよというレベルになるんです。
たしかにiPhoneも防水ではあります。
実際iPhone7を使用していて、何度もお風呂の中に落としていますが、それでも全くトラブルなく2年以上も使用することが出来ています。
なので、生活レベルの防水性能は、全く問題ないのです。
でも、たとえばプールで水中撮影をしていたら壊れてしまったとか、そういう声は聞くことがあります。
つまり、しっかりと水の中に入れるということを何度も繰り返していたら、壊れてしまうこともあるということ。
でもGoProの場合は、水深10メートルで使うことが出来るので、全くそれでも壊れることはありません。
実際使用しているときに、海の中に落としてしまって、10分以上そのまま下にあったということがありましたが、それでもまったく壊れることはありませんでした。
しっかりと水中で使いたいならGoPro一択
もししっかりと水の中で映像や写真を撮りたいのであれば、それはGoPro一択になります。
たしかにGoProを完全な防水にするという外付けのアイテムもありますが、そういう外付けのアイテムも意外と高かったりします。
中には安いものもありますが、やはりそういうアイテムは、使い道が使い道だけに、安いものを使うのは怖いですよね。
多少値段を出しても安心できるものを買いたいものです。
でも、そんな高価なものを使っていても、必ず壊れないとは言えません。
経年劣化等もありますし、不安はあるのです。
だから水の中で使うことがあるというのであれば、GoProが無難におすすめです。
それだけのために買う価値はあります。
iPhoneの方が電池のへりが早いことが多い
GoProとiPhoneの違いとして、電池のヘリもあります。
GoProだって、電池がすごく持つわけではありません。
ただ、それはiPhoneと比べるとましなことが多いです。
iPhoneで動画を撮影していると、1時間も持たないうちに電池が切れてしまうことがたたあります。
1時間どころか30分くらいで限界が来るものもあるものです。
なので、長時間撮影するのであればGoProのほうがおすすめできます。
電池の劣化が早いのがiPhone
とはいえiPhoneも、最初からそのように、動画を撮影しているとすぐに電池が切れてしまうものだったわけではありません。
そうではなく、次第に電池が劣化して、そうなっていったのです。
もちろん最初から、動画の撮影は電池を食うものになりますから、そこまで長時間が撮影できたわけではありません。
でも、劣化しているときよりはまし。
では、どうしてiPhoneの電池は劣化してしまうんでしょう。
まずそもそも、電池の劣化は避けられないものです。
どんなものでも、次第に電池のヘリは早くなります。
でも特にiPhoneの場合はそれが早い気がしますよね。
それは、頻繁に充電をするから。
まず多機能であるがゆえに電池が減りやすいのはしょうがない。
そうして電池が切れそうになると、携帯電話でもあるので困ります。
なので充電をしますよね。
日に何回もそうして充電をすることがある。
それが、電池の劣化の原因なのです。
GoProの場合には、どう考えてもまずそんなに毎日毎日充電しないですよね。
その差は電池の劣化の差になって現れます。
手振れに強いのがGoPro
iPhoneとGoProの違いとして、単純にカメラとしての性能の違いもあります。
ここまでの違いは、基本的にはスペックの違いでした。
言うなればフィジカルの違い。
でも、カメラとしての大きな違いもあるんです。
それが、手振れ補正があるかないか。
撮影した動画のクオリティを大きく左右するポイントの一つに、手振れがあります。
たとえば、すごく手振れしている動画は、それがあえて、たとえば臨場感を出そうとしてわざとやっているということでもない限り、大きくクオリティを低く見せてしまいます。
やはり単純にすごく見づらいですよね。
見ているだけで酔いそうになるので、見ていられなくなります。
そういう映像がクオリティが高いわけがありません。
でもiPhoneの場合は、どうしてもそうした手振れのある映像になりがちです。
それは特別高い手振れ補正機能がついているわけではないから。
それに対してGoProには高い手振れ補正機能がついています。
最新機種ではそれがさらに顕著に
特に最新のGoProであるGoProHERO7では、それがさらに特徴的になりました。
そうした手振れをなくすためのアイテムに、ジンバルというものがあります。
もはやそれなしで、それをしているときと同じくらいのクオリティでなめらかな映像が撮れると話題になっているんです。
すごくスムーズな映像で、プロが撮影したような映像に仕上がります。
なので、もしクオリティの高い動画がとりたいと思ったら、HERO7を選ぶのがおすすめです。
さらに画角の違いがある
GoProでは、広角で撮影することが出来ます。
でもiPhoneの場合は基本的にはそれはできません。
しかしGoProでは、広角で撮影しないということもできるんです。
つまり単純に選択肢として、GoProの方が一つ多いことになります。
なので、より使い勝手が良いのはGoProになるんです。
iPhoneでも外付けで広角にはできるが
確かにiPhoneでも、外付けのレンズで広角にしていくことはできます。
でもそれはやはり急ごしらえなので、クオリティには疑問符が付きます。
そして、やはり外付けのそういうレンズをいちいち持ち歩いていて、ここぞというタイミングでそれを装着して撮影するというのは面倒です。
かといって、いつもつけているわけにはいきません。
いつもつけていると、いつも広角で撮ることになりますから。
GoProでもそうですが、広角で撮るというのは、あまり使うシーンはありません。
たとえば景色が綺麗な絶景スポットに行ったら使うこともあるかもしれませんが、そうではない普通のシーンではそれを使ってもどこを見せたいのかわからない写真や映像になるだけなのです。
なので実はあまり出番はない。
でも、いつか出番が来ることはある。
だから、カメラ側だけで自在に設定が出来るというのが一番なのです。
それはまさにGoProのことになります。
まとめ
別にiPhoneでも代用できそうに思えたGoProでしたが、実はこれだけの違いがありますし、そしてどの違いもまずまず大きいのです。
確かにiPhoneはカメラとしての性能を上げてきてはいますが、まだまだGoProを脅かすほどの存在ではありません。
なので、iPhoneがあっても、GoProを買うというのはおすすめできます。