GoPro(ゴープロ)で撮った動画、どうしてる?おすすめの編集ソフトと編集方法を紹介
GoProはサイズ感の小さいカメラですし、気軽にどこにでも持ち運ぶことができます。
だからこそ、たくさんの動画を撮るものです。
でもそうしてたくさん撮った動画、どうしていますでしょうか?
そのまま自分で撮った動画を見るだけでもいいですが、編集して世に出してみると何か面白いことにつながる可能性もあります。
そこでここでは、おすすめの編集ソフトと編集方法について紹介します。
おすすめの編集ソフトはプレミア
まず、GoProで撮影した動画を編集するのにおすすめのソフトから紹介していきます。
GoProで撮影した動画を編集するのにおすすめなのは、Adobeという会社が出している、PremierePro(以下プレミア)というものになります。
撮影した動画を編集できるソフトは、プレミア以外にもいろいろとあります。
たとえばiMovieもそうですし、final cutというソフトもあります。
もちろんこれら以外にフリーソフトなども今では充実していますし、どんなソフトを使っても編集自体はできるでしょう。
なんなら今では、アプリでも編集することができます。
しかし、フリーソフトやアプリでは機能に限界があります。
どうせ編集をするのであれば、いろいろなことができた方が良いに決まっています。
だから、プレミアがおすすめなのです。
正直編集機能に関しては、プレミアでもファイナルカットでも大きな差はありません。
ただプレミアは、ウィンドウズでも使うことができますし、マックでも使うことができます。
それに対してファイナルカットはマック専用のソフト。
いまパソコンがマックの人も、これからもそうとは限りません。
だから、どうせなら両方で使えるソフトを持っていたほうが良いことは間違いないんです。
その点で、プレミアの勝ちになります。
テロップ入れもカットも直観で操作可能
何となくこうした映像編集ソフトには、難しそうなイメージを持つ人も多いです。
たしかに、すごく簡単にできるというわけではありません。
特に初めて触る場合は。
ただ、プレミアの場合は、割と直観で操作可能です。
たとえばカット編集をする場合、ハサミのマークを押して、それでクリックをするだけ。
それでそれ以降のシーンとそれ以前のシーンが分断されます。
分断された後は、いらないほうのシーンを消してしまうだけ。
そうして簡単にカット編集ができるんです。
もちろんテロップもかんたんに入れることができます。
編集するならばまずはカラー補正から
GoProの動画を編集するのにおすすめなのはプレミアでしたが、では実際に編集するならばどんな風にするのがいいでしょうか?
GoProの動画を編集する際には、まずはカラー補正から始めるのがおすすめです。
GoProの映像は、そこまで強くカメラの特色が出るような色味の映像ではありません。
割とシンプルなさらっとした色味の映像に仕上がります。
たとえば海での撮影やスノーボードシーンの撮影等、自然の色味をそのまま生かしたい場合にはそのままでもいいかもしれませんが、多くの人はそこまで本格的にGoProを活用したりはしないのではないでしょうか?
使ったとしても、せいぜい旅行の撮影くらいが多いはず。
それならば、やっぱりまずは色味の補正から始めるべきです。
色味で印象は大きく変わる
極端な話、色味を変えるだけで雰囲気は全然違ってきます。
たとえばちょっとコントラストを強くするだけでも、本格的な雰囲気になるんです。
彩度を落とすとちょっとはかない雰囲気になりますし、色味の持つ印象はすごく大きい。
だから、まずは色味を変えてみて、全体の方向性を決めるんです。
色味を変えるエフェクトは多い
プレミアには、色味を変えるエフェクトが多いです。
たとえば単純に色を変えるというエフェクトもあれば、彩度をいじるエフェクトもあれば、明るさだけ変えるエフェクトもある。
それもそれぞれ一種類ではないんです。
だから、何を使ったらいいか迷うことがあるでしょう。
もし迷ったら、おすすめは、3ウェイカラー補正というエフェクトを使うことです。
全体の色味をレトロにしたりクリアにしたりすることもできますし、明るさだけを変えることもできますし、いろいろなエフェクトを組わせなくても、これだけでそれなりの仕上がりになるエフェクトです。
使い方は直観で覚えていくしかありませんが、円の中に線を伸ばしていき、それでハイトーン、ミドルトーン、暗いところという3つの部分の色味を整えていくのがメインになります。
それに加えて明るさだけをいじったり、彩度だけをいじったりする機能も付いているというのがこのエフェクト。
まずはこれを使ってみることをおすすめします。
トランジションをマスターしよう
次にするべき編集は、トランジションです。
トランジションというのはシーンとシーンの切り替えで、たとえばそれぞれのシーンがだんだん薄くなったり濃くなったりして、交差するようにしてシーンが変わったりするのを見たことがある方も多いでしょう。
あれがトランジションになります。
GoProの動画には、臨場感のあふれるものとそうではなく全体をまんべんなくのっぺりと映したものがありますよね。
臨場感のあるものは、たとえばトランジションの設定をしないで、ぶつ切りでカットを変えていく方が、その臨場感がより伝わる様になったりします。
でものっぺりとしたものをぶつ切りしすぎると、なんとなく素人っぽい、雑に見える編集になってしまうんです。
だから時折、クロスディゾルブというエフェクトを使ってみたりして、スムーズに切り替わるようにしてあげます。
それでいて、はっとさせたいところで、トランジションなしで切り替えてあげると、ぐっと引き締まる映像の流れになるのです。
トランジションはドラッグアンドドロップでできる
プレミアではトランジションはすごく簡単にできます。
エフェクトの中からたとえば先にあげたようなクロスディゾルブなど、トランジションのエフェクトを選んで、タイムライン上にある映像と映像のつなぎ目にドラッグアンドドロップするだけです。
それだけで勝手にトランジションが設定されます。
あとはそれをクリックして掴んで、縮めたり伸ばしたりして長さを調節することもできますが、特に調節しなくても、それなりの雰囲気のあるトランジションにはなります。
タイトルとエンディングをつける
後するべき編集は、タイトルとエンディングをつけるという編集です。
GoPro動画は、GoProというだけでちょっと変わった映像になります。
広角の映像ですから。
なのでいちいち映像内に動きのあるエフェクトなどを入れなくても見ごたえはあるものになることが多いです。
だから実際にはカラー補正とトランジションさえしっかりしていれば良いんです。
でも、それに加えてさらにタイトルとエンディングが入るとそれだけでかなりプロっぽい品質になります。
テンプレートを使えばいい
タイトルとエンディングの動画の編集は、プレミアではそこまでセンスの良いものは作れません。
だから、テンプレートファイルを利用するのがおすすめです。
ただ入れるだけでいいものを買ったり、探したりして、それをGoPro映像の前と後に入れるだけ。
これでぐっと見ごたえのある映像になります。
まとめ
GoProの映像は、プロにも使われることの多い映像になります。
そんな機材を使っているのに、撮った動画をそのままにしているのはもったいないです。
決してそこまで安い機材ではありませんし、どうせなら世に発信した方が良いに決まっているんです。
その際にはぜひ、これらのことを参考にして、うまく編集してあげてください。