GoPro(ゴープロ)が備える唯一無二の魅力とその活用方法に迫る
GoProはアクションカメラの代表的な存在です。
そして既存のカメラとは異なる唯一無二の魅力をもった、特殊なカメラということもできます。
そのため通常のカメラとは異なる使い道にも対応しているのです。
今回は一体どのような形でGoProを活用することができるのかじっくり迫っていきましょう。
思わぬ使い方が見つかるかもしれません。
超小型かつ高性能
GoProの特異性はその小ささと軽さにあります。
他のカメラと比較すると「超」がつくほど小さく軽いのです。
一般的なハンディカメラと比較していきましょう。
例えばソニーのハンディカメラの最新機種「FDR-AX700」の重量は935グラムです。
これに付属品をつけると1030グラムないし1080グラム程度の重さになってしまいます。
約1キログラムと考えて良いでしょう。
対してGoProの現行製品はどうかというと、以下の通りです。
- GoPro HERO7 White:92.4グラム
- GoPro HERO7 Silver:94.4グラム
- GoPro HERO7 Black:116グラム
- GoPro Fusion:220グラム
WhiteとSilverは10分の1以下、Blackで約10分の1、Fusionでも5分の1といった具合になります。
100グラム以下なのでとんでもなく軽いことが分かります。
もので例えるなら大体CDアルバム1枚の重さです。
では大きさはどうかというと「FDR-AX700」は「116×89.5×196.5ミリメートル」となります。
対してGoProは以下の通りです。
- GoPro HERO7 White:62.3×44.9×28.3ミリメートル
- GoPro HERO7 Silver:62.3×44.9×28.3ミリメートル
- GoPro HERO7 Black:62.3×44.9×33ミリメートル
- GoPro Fusion:74x75x40ミリメートル
大きさとしてもやはりハンディカメラよりも格段に小さいことが分かります。
手元の定規やメジャーで測ってみればその小ささを実感することができるでしょう。
このように、GoProは非常に小さく軽い製品です。
そのためそれまではカメラ撮影が難しかったシーンでも使えたりします。
4つの製品の違い
GoProの現行製品はHERO 7シリーズとFusionというものです。
これらの製品の間には明確な違いがあるので、手に入れる前にきちんとチェックしておきましょう。
関係性としてはWhite、Silver、Blackの順番で性能が高くなります。
Fusionは360度撮影に特化した特殊なカメラとなっています。
そしてWhiteとSilverはBlackに比べて大幅に機能が制限されている形です。
Blackは多様な解像度とFPSを指定して撮影することができます。
720pから4K撮影に対応し、かつ解像度によっては24FPSから240FPSまで選べる形です。
本格的に映像素材を集めたいならBlackをおすすめします。
対してWhiteとSilverは1080pと1440pに共通して対応し、それぞれ30FPSか60FPSのどちらかで撮影可能です。
またSilverは4Kの30FPSを選択することもできます。
WhiteとSilverの違いはこの4K撮影ができるかどうかと考えて良いかもしれません。
Fusionは3Kの60FPSと5.2Kの30FPSの撮影だけをすることができます。
360度の映像を撮ることができ、VRとして再生することも可能です。
他のGoProと比較すると少し特殊な製品といえるでしょう。
ただ簡単に撮影を楽しみたいならWhite、4Kも簡単に撮影したいならSilverを選ぶと良いでしょう。
本格的に色々な形で撮影したい場合はBlackがベストです。
360度の映像に興味があるならFusionが唯一の選択肢となります。
またバッテリーの持ちはWhiteが最も良く、SilverとBlackが後に続く形です。
といってもGoPro用のモバイルバッテリーも存在するのでそこまで心配する必要はありません。
ポータブルパワーパックという公式のバッテリーを使えば4回も充電することが可能です。
エクストリームスポーツの迫力ある映像
GoProの活用方法は実例をみればより想像しやすくなります。
数々の実例はYoutubeに数多く投稿されているので色々と探してみると良いでしょう。
代表的なものはエクストリームスポーツ系の映像です。
BMXやスノーボード、フライトスーツにスカイダイビングまで様々な映像がGoProによって撮られています。
なぜこうした映像が撮れるのかというと、GoProの重量が軽くサイズが小さいからです。
自分の体やヘルメットを始めとして何らかのオブジェクトへと簡単に取り付けられるのでこうした映像が撮影できるのです。
といっても一般人がエクストリームスポーツを楽しむかと言われれば疑問が残るところです。
私達はそうそうフライトスーツで地面スレスレを飛んだりパルクールでビルの間を飛び越えたりするなんてことはしません。
ではGoProは無用の長物なのかというと、決してそんなことはありません。
色々なシーンで使われている
エクストリームスポーツ系の映像のほかにも、生活に身近な映像はたくさん公開されています。
例えば趣味の世界ではアウトドア系の釣り、ランニング、サイクリングなどでGoProが使われているものです。
特に釣りはまるで自分がその場にいるような臨場感を味わうことができるでしょう。
ではアウトドア系の趣味にしか使えないのかというとそういうわけでもありません。
シェフの調理の様子を撮影したものもあればゲームセンターの風景を撮影したものなど映像の種類は多岐に渡ります。
それこそ宇宙で撮影したものもあるほどです。
GoProの可能性は非常に広く、撮影できる対象であれば何でも撮影できてしまいます。
カメラなのでそれは当然のことではあるのですが、主観視点で撮影できるというのも大きな魅力です。
生々しい臨場感のある映像を撮ることができるでしょう。
仕事内容を紹介するときにも便利
通常は撮影が難しい仕事というのはイメージしにくいものです。
例えば工場の除塵清掃といわれても、具体的にどのような装備で何を掃除するのか想像することは簡単ではありません。
そんなときに使えるのがGoProです。
GoProはやはり軽量で小型なので、狭い場所や入り組んだところで作業をする際にも問題なく映像を撮影することができます。
撮影者の体や使う道具に取り付ければそれだけで映像を撮れてしまうのです。
そのため一般的には知られないような仕事を紹介するときにも使えます。
普段の風景を撮るのも面白い
主観的な視点で撮影ができるので、散歩をしているときに撮影をしてみるのも面白いでしょう。
まるで視聴者は撮影地点で散歩しているような気分になれるはずです。
映像作品というよりは疑似体験ができるコンテンツを作るためにGoProを使ってみるとまた新しい活用法を見つけることができるかもしれません。
簡単に扱える「GoPro HERO7 White」
難しいことを考えず撮影を楽しめる現行製品です。
機能が少ないからこそ簡単に扱える点が魅力といえます。
本格的な撮影なら「GoPro HERO7 Black」
各種解像度とフレームレートを指定できるモデルです。
本格的に撮影を楽しみたいならこのモデルをおすすめします。
まとめ
GoProの活用方法についてじっくりとみてきました。
GoProはその軽量性とサイズの小ささから様々なシーンで使うことができる特殊なカメラです。
エクストリームスポーツ以外にもアウトドアや日常風景、仕事の様子などの撮影に使えます。
主観視点での撮影はもちろん、機材に取り付けて撮影してみるのも面白いでしょう。
アイデア次第で多様な使い方ができるのがGoProの魅力といえます。