GoPro(ゴープロ)のマイク性能はどう?外付けのマイクは必要?
GoProを購入する目的は人それぞれですが、やはりGoProを買うからには、動画を撮りたいと考えている方が多いのではないでしょうか?
写真であれば、あえてGoProを買わなくてももっとコスパが良いものもありますから。
動画の画質に関しては、GoProは昔から定評があるので問題はありません。
ただ音はどうでしょうか?
ここではGoProの音質についてみていきます。
GoProのマイク性能は決して高くはなかった
動画を撮影する際に、マイク性能はすごく大切です。
たとえばPVのように、音楽をメインで聞かせたくて映像はそれを盛り上げるためのおまけというくらいであれば、別に音声はどうでもいいです。
どうせ切りますから関係ありません。
しかし、一般人がGoProで撮影をするときに、そうしたPVを作りたいから撮影するということはそうそうないですよね。
基本的にはSNS用だったり、あるいは旅行の思い出を撮影しておいて、あとでDVDにしたりとか、そういう目的で撮影しているはずです。
ということは、音質はすごく重要になるんです。
音が全然聞こえないと、そういう映像を後からみても何も面白くありませんから。
ただ残念ながらGoProのマイク性能は、決して高いとは言えませんでした。
どことなくくぐもった音になったり、あるいは特定の音だけでは大きく聞こえるけど、あとは全体的にすごく音が小さくなったり、あるいは全体的にすごくうるさくなったりと、きれいで聞きやすい音とは言えないまとまりになることが多くありました。
少しずつ改善されてきてはいる
ただそれは、少しずつ改善されてきてはいます。
正直HERO5くらいまでは、外付けのマイクがないと映像全体がちょっと残念な感じになることが多かったです。
もちろん、撮影する環境にもよりますが、残念な仕上がりになることも多々あったのです。
でも、HERO6くらいからは、徐々に効きやすい音声でとれるようになってはきました。
そして現行のHERO7。
もちろんまだまだ難点はあります。
風音などが入りすぎたり、それを切ろうとしたら今度は全体がくぐもってしまったりと、全体を改善できているわけではありません。
でも、かなり聞きやすいクリアな音で撮れるようになってきてはいます。
なので、もし外付けのマイクをなるべく使わないでいたいのであれば、現行のHERO7を選ぶことをおすすめします。
風が多い環境で撮影することが多い人にはおすすめしない
確かに現行の機種であれば、音質は良くなってきてはいます。
ただ先にも述べたように、風の音は割と入りやすいです。
そしてそれを防ぐモードにすると全体の音が悪くなってしまう。
では、外付けのアクセサリーで風を防げばいいんじゃないかと思うものですよね。
でも、それもいまいちなのです。
というのも、結局そういう外付けのアクセサリーをつけたところで、風をなんとかしようと思ったら、結局全体の音が悪くなってしまうことが多いんです。
だから、できればカメラ自体に、そこまで風の影響を受けない機能がついているのか一番だった。
しかしGoProの場合は残念ながら最近機種であっても、そこは完ぺきではない。
なので、もし風の多い環境で撮影することが多いというのであれば、あまりGoProはおすすめしません。
海などの水辺での撮影では風が入りやすい
では、風が多い環境とはどこになるでしょうか?
当然風が多い環境も一つではありませんが、基本的には常に風が強いといえるのは、やはり海などの水辺です。
川でも海でも、水辺では風が強いことが多いです。
特に海は海風でかなり音が入ります。
ましてや海では波の音もすごくうるさいですから、映像の音質にはかなり不安が生じてきます。
なので、もし海で撮影することが多いという場合には、そもそもの音の性能の利点があるカメラを利用することをおすすめします。
確かにGoProには防水という利点がありますが、別に海の中で撮影するということはないでしょうから、それは意外と活かせないものです。
HERO6以前では外付けマイクを使うのがおすすめ
HERO7であれば、最悪外付けのマイクがなくてもなんとか耐えられますが、もしそれ以前のHERO6やHERO5を使うというのであれば、その際にはマイクも合わせて購入することをおすすめします。
HERO7では確かにマイクの音はよくなっていますが、それでもようやく一般的になってきたというレベルくらいです。
たとえばテレビのようにクリアな音声で撮影できるかというと、全くそんなことはありません。
そしてそれは、HERO7以前の機種になると、どんどんひどくなるんです。
だから、HERO6やHERO5くらいの機種を使うという場合には、外付けのマイクがあったほうが良いです。
たとえそこまで高価なマイクではなくとも、それをつけるだけでぐっと音質は改善されますから。
外付けのマイクはなるべく小型のものがおすすめ
では、いざGoProに外付けのマイクをつけるとなったら、どんなマイクを選べばいいでしょうか?
別にこれでないとだめだという決まりはないですが、おすすめはなるべく小型のマイクになります。
あまり大きなマイクをつけてしまうと、小型であるというGoProの良さがなくなってしまいます。
そして当然、そのマイクを常に持ち歩くのも大変です。
結果、GoProごと持ち歩かなくなったり、あるいはマイクだけ持ち歩かなくなったりします。
それではわざわざ外付けのマイクを買ったのがもったいなくなってしまいますよね。
そうならないためにも、なるべく小型のマイクを買うのがおすすめなのです。
音質重視のカメラというのもある
カメラの音質というのは、GoProに限らずそこまでこだわられていないものが多いです。
もちろんある程度力はいれているものなのですが、それでもやっぱり細かいところまでは行き届いていないことが多い。
それはそうですよね。
そもそもカメラというのは映像や写真を撮るためのもので、音を採るためのものではありません。
だから、どうしても難点が生じがちなのです。
でも、中には音質にすごく力を入れているカメラもあります。
たとえば音楽ライブのためのカメラなどもあるんです。
そういうものであれば、当然音はクリアにとりやすい。
特にZoomというブランドのQ2nというカメラはそういうカメらになっています。
だから、もし音質にこだわって撮影したいと思うのであれば、GoProではなくそういうカメラを買うのもアリです。
当然これはアクションカメラではありませんが。
そもそもアクションカメラが必要かも一度考えてみるのもあり
そもそも、何となくGoProがいいと思ったけど、そこまでGoProにこだわりがないという方も多いのではないでしょうか?
なので、もしそこまでGoProにこだわりがない、つまりアクションカメラにこだわりがないのであれば、あえて音質重視でカメラを選んでみるというのもアリです。
もちろん改めて考えてみて、やっぱりアクションカメラじゃないとだめだと思ったら、GoProを選んで、HERO7にするか、外付けのマイクを買うかを考えてみるのも良いですね。
まとめ
HERO7であれば、外付けのマイクは必ずしも必要というわけではありません。
しかし、それ以前のモデルである場合には、GoProにはできれば外付けのマイクもつけた方が良いというのがここでの結論になります。
音の大切は、いろいろな素人撮影動画を見てから、プロクオリティの動画を見ればわかるはず。
是非そうして一度音の大切さについてチェックしてみてください。