アクティブなシーンの撮影に大活躍、GoPro(ゴープロ)を買うときの4つのポイント
スキーやスケート、サーフィンやサイクリングなどのアクティブなシーンの動画の撮影に活躍するのがGoProです。
現在ではYouTubeに動画投稿しているYouTuberのみならず、テレビ局の番組制作の現場でも撮影機材として使われています。
今回はそんなGoProを購入するときに気を付けたいポイントとおすすめのGoProを紹介します。
GoProとは
GoProはアメリカの企業であるWoodman Labsが持つウェアラブルカメラのブランドです。
ウェアラブルカメラとは衣服やヘルメットなどに装着し、手を使わずに動画を撮影することを目的に作られた小型カメラで、防水加工などが施されていることが多くさまざまな場面で活躍します。
小型カメラのため、普通のカメラではできないような撮影方法で動画を撮影できます。
GoProはそのようなウェアブルカメラの代表的なブランドの一つで、GoProの人気の高まりとともにさまざまなメーカーがウェアブルカメラの市場に参入するようになりました。
現在ではGoProのみならずさまざまなメーカーからウェアブルカメラが発売されています。
GoPro買うときの4つのポイント
ウェアブルカメラの中でも非常に人気の高いGoProですが、購入するときに気を付けたいポイントにはどのようなことがあるのでしょうか。
画質
GoProを購入するにあたってやはり画質は無視できません。
機種によって撮影できる動画や静止画の画質は大きく異なるため、きれいな画質で動画や写真を撮りたい場合は高画質での撮影が可能なGoProを購入する必要があります。
用途
どのような用途でGoProを使って撮影するかもGoProを購入するときにとても重要な要素になってきます。
機種によってスペックも大きく異なってくるため、水中などの特殊な環境下でも壊れることなくきれいな動画や写真が撮影できる機種を選ぶ必要があります。
機能
GoProにはさまざまな機能がありますが、どのような機能が搭載されているかは機種によって大きく異なってきます。
360度全体を写せる全天球撮影ができる機種や夜中など暗い場所でもきれいに撮影ができるナイトフォト機能、声で撮影開始の指示を出すことができるボイスコントロールコマンド機能などさまざまな機能があります。
どのような場面で撮影するか、どのような映像や写真を撮りたいかによって必要な機能が搭載された機種を選ぶことが大切です。
予算
一言にGoProといっても価格帯はさまざまです。
一番安い機種であれば3万円以下で購入できますが、高額な機種は6万円程度するものもあります。
GoProは本体だけではなくmicroSDカードや本体を固定するマウントなどのアクセサリー類を購入する必要があります。
一眼レフカメラを一式買うに比べたら安く購入は可能ですが、アクセサリー類も相応の価格のため予算が限られている人はGoPro本体の価格を抑える必要があります。
GoProを使ってできること
ウェアブルカメラとして人気が高いGoProですが、GoProを使うとどのようなシーンでの動画や写真の撮影ができるのでしょうか。
水中での撮影
GoProを使って動画や写真を撮影する時によく使われるのが水中での撮影時です。
一般的に販売されているカメラのほとんどは水中の撮影は難しいですが、GoProのアクションカメラは防水性能が優れているため水中での撮影を行っても壊れる心配がありません。
本体だけでも水深10メートル程度なら難なく撮影でき、別売りで専用の防水ハウジングをつけることによって最大水深60メートルまでの水中での撮影も行えるようになります。
手首などに固定できるアクセサリー類を活用すればスキューバダイビングやシュノーケリングで見た景色を映像や写真におさめることができます。
空中からの撮影
GoProとアクセサリーとして売られているドローンを組み合わせることによって空撮の撮影が可能です。
今まで空撮を一般の人が行うのは難しかったですが、ドローンの登場によって簡単に行うことができるようになりました。
GoPro専用のドローンはプロペラ等が壊れてしまった場合でも交換できるように交換用のプロペラやアームなども販売されているため、メンテナンスも簡単にできおすすめです。
スポーツシーンの撮影
GoProはスポーツシーンの撮影にも向いています。
服やヘルメットなどのさまざまな場所に専用のアクセサリー類を使って固定することによって普通のカメラでは撮影できない映像を撮影できます。
さらに、スポーツをプレーしている人のユニフォームなどにGoProを固定して撮影すればプレーしている人の一人称視点での撮影が可能です
自撮り撮影
GoProとアクセサリーとして売れれているハンドグリップを組み合わせれば自撮りの撮影も簡単に行えます。
GoProの本体は他のカメラと比べると非常に軽量で長時間自撮りを行っても疲れにくいのがメリットです。
さらに、音声で撮影開始の指示を出せるボイスコントロール機能の付いた機種を使えばより快適かつスムーズに自撮りを行えます。
タイムラプス撮影
定点で一定間隔で撮影した画像をコマ送りして時間の経過を撮り収めた動画がタイムラプスです。
GoProを使えば撮影した後に自動的に合成してくれるため、簡単にタイムラプス動画を作れます。
上位モデルの機種は暗いところでもきれいに撮影ができるため、星空のタイムラプス動画もきれいな画質で作れます。
おすすめのGoPro5選
最後に、おすすめのGoProの機種を5つ紹介します。
GoPro HERO
一番価格が安いGoProの機種です。
2014年に発売されたモデルにWi-FiとBluetoothによる通信機能と液晶画面が搭載されバージョンアップして再版されています。
他の機種に比べると画質など機能面で劣る部分はありますが、試しにGoProを使ってみたいという人におすすめです。
GoPro HERO5 Black
GoProの中でも非常に人気が高い機種の一つです。
2016年に発売されてから2年たってますが、今もなお人気があります。
HERO5から専用ケースを使わずに水深10mまでの水の中であれば撮影できるようになっており、価格も最新機種に比べて安く初心者の人が初めて購入するGoProとして向いています。
GoPro Fusion
GoPro Fusionは両面に魚眼レンズを搭載した360度撮影可能な全天球カメラです。
OverCapture機能を使えば撮影した360度の動画から好きなアングルやショットを切り抜いて通常の動画として編集することもできます。
また、他の機種と同様の使い方ができるため、面白い挿画や写真を撮りたいと思う人におすすめの機種です。
GoPro HERO5 Session
GoPro HERO5 SessionはHEROシリーズの機能を減らして最低限にする代わりにコンパクト化した機種です。
手のひらサイズに収まるほどのコンパクトサイズで、本体自体の重さも109g程度しかないため、持ち運びするときに場所を取りません。
しかし、バッテリー交換ができず1回の充電で最大2時間しか撮影できないため長時間の撮影は向いておらず、2台目のサブカメラとして向いています。
GoPro HERO6
GoPro HERO6は2017年に発売されたGoPro HEROシリーズの最新機種です。
さまざまな機能が強化されていますが、強化された手振れ補正によって光学手振れ補正を搭載したハンディカムタイプのビデオカメラと変わらない性能まで進化しています。
また、4Kの高画質で動画や写真を撮影可能でHERO5に比べると約1万円から2万円程度高めですが、予算がある人はHERO6のほうがおすすめです。
まとめ
今回はGoProの買うときのポイントとおすすめの機種について紹介してきました。
GoProは本体だけではなくさまざまなアクセサリー類と組み合わせて使うことによって普通のビデオカメラやデジタルカメラでは撮影できない映像や画像が撮影可能です。
旅行などの思い出などを残したり、スキューバダイビングで見た海の景色を残したりと自分に合ったGoProを見つけてさまざまな動画や写真を撮影しましょう。