GoPro(ゴープロ)のバッテリーはどうやって節約する?長持ちさせるための4つの対策
GoProは、スポーツや水中の撮影などで使われる便利なアクションカメラです。
ただし、本当に便利に使いたいなら、バッテリーに注意してください。
バッテリーの消耗が激しくなるような使い方をしていると、すぐに撮影できなくなってしまいます。
では、GoProのバッテリーを長持ちさせる方法について、詳しく説明していきましょう。
画質を少し落とす
GoProには、強力な手ブレ補正や防水など、いろいろと便利な機能があります。
動きの激しいスポーツの最中や、水中に潜ったときの撮影がきれいにできるのは、優れた機能が備わっているおかげなのです。
そうしたGoProのメリットの中には、「高画質な撮影ができる」というものもあります。
GoProは4Kの撮影に対応しているため、記念となる大切な映像などを、高画質で残しておくことができます。
フルHDの解像度は1920×1080ですが、4Kは3840×2160となっているため、細かい部分までくっきりと見えるようになり、その瞬間を無劣化で切り取ったような映像を楽しむことができるのです。
しかし、バッテリーの節約を考えるなら、高画質での撮影には少し注意しなければなりません。
なぜなら、高画質になればなるほど、バッテリーの減りが早くなってしまうからです。
フルHD画質で撮影した場合、1個のバッテリーの持続時間は約120分ですが、4Kで撮影を続けていると、そこまで長くもたないことも多くなります。
4Kに対応した機種で高画質な撮影をするなら、持続時間は約90分と考えておくようにしましょう。
大事なものは高画質で
GoProのバッテリーを長持ちさせるためには、常に4Kで撮り続けるのではなく、少し画質を落とすことも大切です。
そのためには、優先順位をよく考えてみることをおすすめします。
大切な撮影なら画質を落すのは躊躇してしまいますが、それほど重要度が高くないものがあるなら、少し落として撮影してみましょう。
そのように使い分ければ、バッテリーの消耗を緩和することできます。
予備も忘れずに
優先順位をつけず、どんなものでも高画質で撮影したいときは、バッテリーの消耗を軽減する工夫だけでなく、予備を用意することも忘れないようにしましょう。
高画質な映像を撮影できることは、GoProの大きな魅力のひとつなので、「できれば諦めたくない」という気持ちから、なかなか優先順位をつけられないこともあります。
そんなときに十分な予備があれば、高画質なままでたくさん撮ることができるのです。
節約も大切なことではありますが、とことん高画質にこだわるなら、予備のバッテリーもしっかり揃えておきましょう。
使わないときは電源を切る
GoProに限ったことではありませんが、使わないときまで電源を入れたままにしておくと、どうしてもバッテリーの減りが早くなってしまいます。
そのため、使い終わったあとは注意してください。
使ったあとに電源を切ることを忘れていたりすると、どんどんバッテリーが減っていきます。
基本的なことではありますが、使い終わったらしっかり電源を切るようにして、バッテリーの減りを軽減していきましょう。
ディスプレイはオートで
GoProのバッテリーを長持ちさせるなら、背面のディスプレイにも注意してください。
電源を切るといっても、またすぐに使うのであれば、そのままにしておきたいこともあります。
そんなときは、ディスプレイだけでも切っておくようにしましょう。
電源を切るほどではなくても、少しの間まったく操作しないのであれば、ただ放置するのはよくありません。
たとえ撮影していなくても、電源が入っていれば、少しずつ電池を消費しているのです。
そこでおすすめなのが、ディスプレイを自動的に切る設定です。
使わないときにディスプレイがオートで切れるようになっていれば、電源が入っていても消耗を抑えることができます。
自分でその都度切っていると忘れてしまうこともありますが、きちんと設定しておけば、「うっかりそのままにしていた」といった失は起こりません。
GoProを長く使うためにも、そうした便利な機能はしっかりチェックしておいてください。
冷やしすぎない
バッテリーの消耗が激しくなる原因は、高画質の撮影だけではありません。
周囲の気温も、バッテリーの減り方にかなり影響してくるので、十分注意してください。
特に気をつけておきたいのは、寒い場所での撮影です。
基本的に電子機器は寒いところが苦手なので、周囲の気温が低すぎる環境では、通常の撮影よりもバッテリーの減りが早くなってしまいます。
そのため、スキーやスノーボードをするときの撮影では、普段よりも持続時間が短くなることが多いのです。
GoProは、マウントアイテムを使うことで額や手首などに固定することができるため、そうしたスポーツでもよく重宝されています。
しかし、冬のスポーツでは、寒さのためにあまりバッテリーがもたず、不便に感じてしまうことも多いのです。
寒さのデメリットを防ぐためには、少しでも冷えを抑えるための工夫をしていきましょう。
GoProを冷やしすぎなければ、バッテリーへの影響も少なくなります。
使う前に温める
寒さでバッテリーが早く消耗することを防ぐなら、なるべく温めてから使うようにしてください。
これは、スマートフォンのバッテリーに対してもよく行われる対策です。
ポケットに入れるなどして寒さを防ぎ、使うまで温めておくようにすると、消耗を抑えることができます。
寒い場所にただ置いておくだけだと、もとから冷たいバッテリーがさらに冷たくなってしまい、どうしても持続時間が短くなります。
しかし、ある程度温めてから使うようにすると、冷えが緩和されるため、長くもつようになるのです。
普段は寒い場所に保管していたとしても、使うことがわかっているときは、事前に暖かい場所へ移動させるなど、しっかり対策をしておきましょう。
専用の充電器を使う
GoProのバッテリーを長持ちさせるためには、充電の方法も問題になってきます。
適当な充電器を使ったりすると、バッテリーに負担をかけることになり、寿命を縮めてしまう可能性があります。
これは、充電出力の違いによって起こる失敗です。
充電器には、それぞれの機器に合う適切な充電出力があるため、きちんと専用のものを使わなければなりません。
もし充電出力の合わないものを使ったりすると、バッテリーにダメージを与えることになってしまいます。
余計なデメリットを避けるためにも、自分の使っているGoProに適した充電器を選ぶようにしてください。
そうしておけば、充電のたびに寿命を縮めるようなことにはならず、消耗のスピードも抑えることができます。
時間の節約にもなる
適当な充電器を避けて、その機器に合った専用のものを使うことは、時間の面でもメリットを与えてくれる方法です。
合わない充電器を使った場合、充電完了までの時間が、やたらと長くなってしまうことがあります。
普段の倍以上かかることもあるため、いつもと同じように考えていると、なかなか終わらず、困惑することになってしまうのです。
そのため、いつも使っている充電器を忘れてしまい、USB接続でパソコンから充電するようなときは注意してください。
専用のものではないために、かなり長くかかる可能性があります。
また、モバイルバッテリーにも気をつけるようにしましょう。
モバイルバッテリーは、充電しながらの操作もできるため、とても便利なアイテムですが、充電出力が合わないと、やはり時間は長くなります。
時間を節約したいときは、なるべく専用の充電機を使うようにしてください。
まとめ
GoProはとても便利なアイテムですが、バッテリーがすぐになくなってしまうようだと、思うように撮影ができず、困ってしまうこともあります。
バッテリー不足で失敗することを防ぐためには、予備をたっぷり用意しておくという方法もありますが、ここで紹介したような消耗を抑える対策も、しっかり行うようにしましょう。
節約しながら使っていれば、簡単になくなるようなことはありません。