GoPro(ゴープロ)を使うときに気をつけることは?初心者にありがちな4つの失敗

GoProは、通常よりも広い範囲を撮ったり、水中で撮影ができたりする便利なカメラです。

ただし、初心者が使う場合は、いくつか注意しておきたいポイントがあります。

まだ慣れないうちは、いろいろと失敗をしてしまうことも多いので、注意すべき点は、しっかり意識しておくべきです。

では、初心者が使うときによくある失敗について、詳しく説明していきましょう。

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予備のバッテリーを用意していない

GoProを使って動画を撮影するときは、連続使用時間をしっかり考えておかなければなりません。

というのも、時間を考えずにただ使い続けていると、バッテリー切れになってしまうことがあるからです。

1個のバッテリーで撮影できる時間は約90分なので、撮影がそれ以上の長い時間になる場合は、必ず予備のバッテリーが必要になってきます。

使い慣れている人だと、バッテリー切れの対策として、いつも複数のバッテリーを持ち歩いているものですが、初心者だと失念していることがあるので、十分注意してください。

バッテリーを1個だけて入れて意気揚々と撮影に出かけ、肝心なところでバッテリー切れになってしまうという失敗は、使い慣れていない人にありがちなものです。

予備を用意してから撮影を始めれば、途中で中断するようなことにはならず、存分に撮りたいものを撮ることができます。

寒さに注意

GoProのバッテリーがもつ時間は、一般的には約90分ですが、外の気温によっては変化する場合もあります。

注意しておきたいのは、冬の撮影など、極端に寒い時期に使うときです。

気温が低い中で使うと、GoProのバッテリーは消耗が激しくなります。

そのため、冬にスキー場などで撮影をしたいときは、予備のバッテリーがより重要になってくるのです。

普段よりも減りが早いため、90分経たないうちにバッテリー切れになる可能性が高く、1個しか準備していなかった場合は、かなり短い時間しか使えないことになってしまいます。

そのような失敗をしないように、バッテリーは必ず複数揃えておくようにしましょう。

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予備のSDカードを用意していない

初心者がGoProを使うときに買い忘れてしまうものは、バッテリーだけではありません。

撮影したものを保存しておくためのSDカードも、忘れがちなアイテムのひとつになります。

SDカードが1枚しかないと、すぐ満杯になってしまうため、たくさん撮りたいときは不便に感じてしまうものです。

特に、4Kの高解像度で撮影しているときは、容量に注意しなければなりません。

画質を4Kに設定しておくと、とてもきれいに撮ることができますが、それだけサイズが大きくなるため、SDカードの容量もたっぷり必要になります。

1枚だけだと、意外なほど早く使いきってしまうことが多いので、なるべくきれいに撮りたいなら、予備のSDカードは必須です。

必ず複数枚購入して、長い撮影でも困らないようにしておきましょう。

初めて買うときは忘れずに

これからGoProを購入しようと考えている人は、SDカードを必ずセットで買うことが大切です。

というのも、GoProにはSDカードが同梱されていない場合が多いからです。

バッテリーなら1個はついてきますが、SDカードは別に買っておかないと使えないので、GoPro本体だけを購入しても安心してはいられません。

64GBのものが2枚以上あれば、かなり多く撮影することができるので、しっかり買い揃えておいてください。

写真に指が入る

GoProは、バッテリーやSDカードをきちんと揃えておけば普通に使うことはできますが、撮影をするときにも注意すべきことがあります。

それが、写真の中に自分の指が入り込んでしまうことです。

普通に撮影していたつもりでも、実際に撮れたものを確認してみると、フレームの端の方に指の影が映っていることがあります。

せっかく撮った写真に余計なものが入ってしまうようだと、あとになってがっかりすることも多いので、撮影するときは十分注意しなければなりません。

しかし、まだ使い慣れていない段階では、そうした失敗がよく起こってしまいます。

初心者の撮影がうまくいかないとき、もっともよくあるケースが、このような指の入り込みなのです。

常に気をつけていれば、なるべく指を入れないように撮ることもできるようになりますが、すぐ解決したいときは、スマートフォンを利用する方法をおすすめします。

スマートフォンでシャッターを

GoProは、スマートフォンと連動させて使うことができます。

そのため、本体のシャッターを直接押すのではなく、スマートフォンの方で操作してシャッターを切ることも可能です。

写真に指が入ってしまうことを防ぐためには、その機能をうまく活用してください。

スマートフォンで操作することができれば、自分でボタンを押す必要がないため、指が入り込むことはなくなります。

気をつけていても失敗してしまうような場合は、ぜひ試してみてください。

目線はGoProに

GoProをスマートフォンで操作するときは、指が写真に入る心配がない代わりに、目線がずれてしまうことがよくあります。

スマートフォンでシャッターを押す場合、アプリで映像を確認することになるため、ついそちらばかり見てしまうのです。

しかり、GoProの方を見ていないのでは、カメラ目線の写真にすることができません。

操作するのはスマートフォンでも、目線だけはしっかりGoProに向けておくようにしましょう。

そこに気をつけていれば、初心者でも失敗することはなくなります。

常に手で持っている

GoProを使うときに初心者が困ることといえば、手ブレもあります。

自分ではしっかり固定しておきたくても、ボタンを押すときになぜか動いてしまい、きれいな写真が撮れなくなってしまうのです。

そんなときは、手で持つのではなく、自撮り棒や三脚などを使ってみましょう。

手で持っていてどうしても動いてしまうのであれば、GoProを別のところに固定してしまえばよいのです。

自撮り棒や三脚にしっかりと取りつけておけば、自分で持ったときのように揺れることはありません。

シャッターはスマートフォンの方から操作できるので、手元から離れていても、問題なく撮影を行うことができるのです。

タイムラプスは固定が必須

GoProは、数時間の長い映像を短縮して再生するタイムラプスの撮影もできます。

ただし、タイムラプスのために長い映像を撮るなら、どうしても固定が必要になってきます。

タイムラプスは、しっかりGoProを固定して定点撮影をすることが重要なので、手で持ったまま撮るのは無理があります。

確実にタイムラプスを撮るなら、三脚を使ってみてください。

三脚にGoProを固定しておけば、長時間の映像をきちんと撮影することができるのです。

3WAYがおすすめ

自撮り棒や三脚といったアイテムは、それぞれ別に購入して揃える方法もありますが、3WAY仕様の製品を買っておけば、ひとつでいろいろな使い方ができます。

3WAYというのは、要するに三通りの使い道があるということです。

自撮り棒・三脚・そして延長アームという複数の形に変化させることができるため、別々の製品を複数買い揃える必要がありません。

3WAYのものがひとつあれば、それだけでさまざまな状況に対応することができるのです。

いくつも購入するのではなく、ひとつで済ませたいときは、ぜひ使ってみてください。

まとめ

GoProは、通常のカメラでは難しい撮影も可能な優れたアイテムですが、初めて使うなら、ここで紹介したことを頭に入れておいてください。

使い慣れていないと、基本的なことができていないために失敗してしまうこともありますが、ありがちなミスについての知識があり、しっかりと対策ができるようなら、困ることはありません。

必要なものや撮影の仕方などに注意しながら、楽しく撮影していきましょう。