普通のカメラじゃダメ?GoPro(ゴープロ)と普通のカメラは何が違うの?
これからカメラを買うとなったら、多くの人の選択肢にGoProが入ってくるでしょう。
でも、いざGoProを買うとなったとき、多くの人が一瞬頭に「GoProと普通のカメラは何が違うんだろう」という疑問が浮かぶのではないでしょうか?
その違いをしっかり理解していないと、GoProの良さは活かせないでしょう。
そこでここではその違いについてみていきます。
画角が違ってくる
GoProと普通のカメラの一番の違いは、画角の違いでしょう。
GoProは基本的に広角のカメラになりますが、普通のカメラの場合、画角は比較的に自由に調節できます。
広角にしたいと思えばそうすることもできますし、一般的な画角で撮影することも当然可能。
なので、画角的な自由度は普通のカメラの方が高いのです。
広角で撮れるメリット
でも、普通のカメラであっても、広角で撮るためには広角で撮れるレンズを買わないとなりませんから、簡単に広角で撮れるわけではありません。
だから単純に広角で撮ることが多いのであれば、GoProを買った方が安く済むことが多いです。
ただそもそも、なぜ広角で撮るのかということがわかっていないと、GoProを買うべきか普通のカメラを買うべきかわかりませんよね。
広角で撮れることにどんなメリットがあるのかということも、きちんと把握しておきましょう。
広角で撮ることができる一番のメリットは、よりいろいろなものを映すことができるようになるということ。
たとえば集合写真などで横に広がっても全体が入りやすくなりますし、ただの自撮りであっても、風景が幅広く入るようになります。
だから、景色のきれいなところによくいくような方や、たくさんの人と一緒に写真を撮ることが多いという場合、GoProはすごく役に立つのです。
広角のデメリット
では逆に、広角のデメリットはどこにあるでしょうか?
広角のデメリットは、ちょっと歪んでしまうことがあるということ。
特に写真の端の方は、ちょっと形が歪んでしまったりします。
端に来るのがただの風景であれば、その歪みも別に気にはならないこともあります。
でも端に来るのが人の場合は、その人が歪んでしまうことになるので、ちょっと問題です。
広角でも、考えながら人を配置しないとならないことは間違いありません。
サイズ感がとにかく小さい
GoProの特徴は、そのサイズ感の小ささにもあります。
最近は、何でもやや大きくなっている傾向にありますよね。
たとえばスマートフォンも、昔のものと比べると今のものはすごく大きくなっています。
カメラの世界では、そこまで大型化が進んでいるわけではありませんが、一昔前にこぞって多くの人が飛びついたミラーレスのような比較的に小型化して軽量化したカメラよりも、フルサイズのセンサーを搭載したデジタル一眼レフや、なんならフィルムの一眼レフや二眼レフの人気が再燃していたりはします。
でも、やっぱりそうした大きなものは、持ち運ぶ時に面倒だったりしますよね。
しかしGoProはすごく小さい。
そのサイズ感の差は、すごく大きな違いになります。
だいたい一般的なカメラの半分くらいのサイズ感になりますから。
小さいことによるメリットも多い
こんな風にカメラが小さいことには、いくつかのメリットもあります。
まず一つは、持ち運ぶのが面倒でなくなるという点。
先にも触れてきたように、大きいと持ち運ぶのが面倒です。
まず確実に比較的に大きなバッグを持ち歩かないといけなくなりますから。
しかしGoProであれば話は違ってきます。
GoProくらいのサイズ感であれば、サコッシュくらいの小さなバッグでも問題なく入れることができます。
付属品まで入れるとなると厳しいことも出てきますが、本体だけであれば問題なく入れることができるんです。
だから、どこに行くのであっても、常に持ち歩くことも抵抗がなくなる。
カメラは、持ち歩かないと意味がありません。
でも重たいカメラというのは、実際全然持ち歩かなかったりします。
だから重たいカメラを買っても、こんなに使わないならやっぱり要らないかな?
と思うことも少なくない。
GoProであればまずその心配はなくなります。
どこにでも取り付けやすい
普通のカメラにも三脚があります。
三脚にカメラを取り付ければ、いろいろなところに立てておいて固定で撮ることができます。
でもそれは、あくまでも、三脚を立てることができる箇所に限るんです。
それにたいしてGoProは、いろいろなところに取り付けることができます。
いろいろなマウントが出ていますから、たとえば自転車に取り付けることも出来ますし、車に取り付けることもできます。
当然普通の三脚のように、地面から立てて撮ることもできますし、固定できるシーンはかなり広がるんです。
それによって、撮影できる映像の世界感はかなり広がります。
たとえば自転車の先端に外向きにつけていれば、自転車のスピード感を体感できる映像が撮れます。
逆にそれで内側に向けてつけていれば自転車に乗っているときの表情などを細かくとらえることができて面白い映像になるかもしれません。
いずれにしても、普通のカメラでは撮りづらいような映像が簡単に撮れるということは間違いないんです。
広角なので固定に適している
さらにGoProは、先にも触れてきたように広角のカメラになります。
広角のカメラだといいことは、ある一定のところにカメラを固定しておいても、たくさんのものをうつすことができるということになります。
これが広角でないカメラの場合、多少無理して無理のある位置にカメラを固定したとしても、結局あまり撮りたい画は撮れないということもあるんです。
それに対してGoProの場合は、かなりいろいろな情報のある映像が撮れます。
そういう意味でも、いろいろなところに取り付けやすいカメラになるんです。
防水性能が高い
普通のカメラの中にも、防水機能がついているものもあるものです。
でも、GoProの防水性能はかなり高いです。
たとえば以前、海にGoProを落としてしまって、それから10分くらい海の中を探してようやくGoProを探し当てたということがありました。
普通のカメラであれば、たとえ防水性能がついていたとしても、海の荒れる塩水や砂の中では壊れてしまう可能性もあったでしょう。
しかしGoProは、完全に無傷でした。
しかもその海の水に流されている間の映像もきちんと撮影することが出来ていたのです。
これだけの耐久性があるカメラですから、そうそう壊れることはないのです。
コスパが良いということ
壊れづらいということはつまり、コスパの良さにつながります。
たとえばスマートフォンなどは、10万円くらいしてしまう本体代の高さなのにも関わらず、2年間問題なく使えるということはあまり多くありません。
何らかのトラブルに見舞われる可能性は高いです。
でもGoProは、まず問題なく使用し続けることができます。
それはつまりそれ以上にお金がかからないということ。
コスパの良いカメラを使いたい人には、GoProはおすすめできます。
まとめ
普通のカメラとGoProの違いは、実はこのようにたくさんあります。
だからもし、普通のカメラのように広角でないものがほしいのであれば、そちらを買った方が良いでしょう。
でも広角を活かせる環境だったり、いろいろなところに固定して撮りたかったりするのであれば、GoProがおすすめです。
是非一度これらの違いをどうとらえるか、考えてみてください。