GoPro(ゴープロ)ではズームができない?ズームをする方法を紹介
GoProは、ズームができないカメラだといわれていました。
でも、ズームができないと正直困ることも多いですよね。
例えば運動会などを撮影する場合、ズームがないと後で見た時かなり見づらい映像になりますから。
ではGoProは運動会などの撮影には向かないのか。
そんなことはありません。
実はGoProでもズームの撮影はできるんです。
最新のGoProならばズーム撮影ができる
GoProでズーム撮影をする方法を紹介するとは言っても、実はそれは全然難しいことではないんです。
というのも、GoProでも最新の機種であれば、ズーム機能がついているから。
なので、もしズームで撮影をするようなシーンでGoProを使うことが多いのであれば、最新のGoProを買えばいいというだけの話になります。
コストがかかるのが難点
ただ最新のGoProを買う、あるいは最新のGoProに買い替えるという場合、それにはコストがかかります。
当然ながら、一昔前のGoProであれば、かなり安く買うことができます。
最新機種が出ると、一昔前のものはぐっと安売りになりますから。
特に中古ではかなり安くなります。
それに対して最新のGoProはやはり高いです。
だから、買い替えるにしてもかなりのコストになりますし、初めて買うGoProでそれを選ぶのでも、一世代前のものを買うよりもコストがかかります。
実は、そのコストを抑えつつズームをできるようにするという方法もあるんです。
ズームレンズを買う
その方法が、ズームレンズを買うという方法です。
GoProには、実はレンズを取り付けることもできるんです。
そこにズームレンズを取り付けてしまえば、当然それによってズームが可能になります。
そしてそのズームレンズは、だいたい6000円前後で買うことができます。
だから、比較的にリーズナブルにズームが出来るようになるんです。
新たに最新機種のGoProを買うよりも、数万円はリーズナブルになりますね。
これから初めて買う場合でも安くなることは多い
もしこれから初めてGoProを買うという場合も、最新機種のGoProを買うよりも、このズームレンズと1世代前のGoProを中古で買うほうが安くなることは多いです。
もちろんそれは、最新機種のGoProでどれを買うのかということや、中古で買えるGoProの値段にもよります。
だから、必ずしもこうした方が良いということではありませんが、まずは中古のGoProを調べてみるという価値はあります。
大きなサイズで撮影するという方法もある
GoProでズームをする方法としては、実はもう一つ方法があります。
それが、大きなサイズで撮影するという方法。
たとえば4Kなどの大きなサイズで撮影をして、それを動画が編集できるソフトなどに入れたりします。
その動画編集のサイズが1080というサイズだった場合、その動画を入れるだけで自然とズームになるんです。
4Kのサイズ感は、2160サイズになりますから、自然と2倍ズームになります。
しかももともとのサイズ感を半分にしているわけですから、そのズームは一般的な電子ズームのように画質が荒れることはありません。
GoPro本体でのズームは、電子ズームになりますから、言うなればiPhoneなどでの撮影でのズームと同じように、画質が荒れていきます。
しかしこの方法の場合はそうはならないわけですから、メリットは大きいです。
動画の重さがすごく重たくなるのが難点
ではこのズーム方法には難点はないのかというと、当然そんなことはありません。
この方法にも難点はあるんです。
それが、動画の重さがすごく重たくなるということ。
動画というのは、数データファイルの中で一番と言っていいくらいに重たいです。
たとえば、1080のmp4の場合、もちろんものにもよりますが、1分くらいで100MB以上にはなると思った方が良いです。
サイズがそれでもこれだけ重たいわけなのですから、それが4Kともなれば、より重たくなるのは当然。
パソコンに取り込み編集をする際、もともとの動画が重たいと、編集もすごく重たくなることがあります。
だからすごくイライラする可能性は高いですね。
ハイスペックのパソコンを使っているのであれば話は別ですが、そうそうこれをスムーズに編集できるようなハイスペックのパソコンを使っている人は多くないはず。
なので、そのストレスに耐えられるかどうかがポイントになります。
また当然、撮影した動画長くなればなるほどに重さは増しますから、たとえば10分以上の動画を撮影するという場合、この方法はあまりおすすめできません。
それだけ長くなると、あとからズームするところとしないところを選ぶのも面倒ですし。
編集ソフトで無理やりズームすることもできる
編集ソフトには、基本的には動画のサイズを調整する機能がついています。
そうでないと、先にあげてきたように、4Kの動画を1080サイズで編集する際に、全体を入れることが出来なくなってしまいますから。
この場合、全体を入れたい時には、4Kサイズの動画を50パーセントのスケールにすることになります。
こんな風にスケールを調節する機能があるということは、50パーセントではなくて200パーセントにしたりすることも150パーセントにしたりすることもできるということ。
そうして150とか200とかのパーセンテージにしていけば、それはズームされるということになります。
たとえGoProでズームが出来なくても、こうして編集ソフトでズームすることはできるんです。
ただこれには、GoPro本体でのズームと同じような問題が生じてきます。
そう、画質が荒れてしまうんです。
最大でも200パーセントくらいが限界
ソフト的には、別にどこまでもズームができます。
全てのソフトで限界なくズームができるとは言いませんが、大体の場合で200パーセントでも300パーセントでも500パーセントでも、全然ズームはできることが多いです。
ただそれだけズームするとやはりかなり荒れます。
荒れてもわからない、あるいは気にならない程度のズームとなると、200パーセントくらいが限界になります。
なのでやはり、運動会などのすごく離れたところから撮影しないとならないことが多いシーンの場合、あとから編集ソフトでズームをしようとしても、残念な画質になることが多いです。
もちろん画質を気にしないのであればあまり問題はないでしょうが、GoProはもともとビデオ撮影ができるカメラの中ではかなり画質が良いほうだと言えるでしょう。
そんなカメラで撮影した動画の画質をすごく落としてしまうというのは、いささかもったいない感は否めません。
そう考えると、やはりこうした方法でのズームは運動会などのシーンには向かないということになります。
編集ソフトでのズームの場合、元々の動画サイズが大きい時のように、いちいちズームするところとしないところを後から決めていかないといけないという面倒さもありますし。
まとめ
GoProでズームをする方法は、実はこのようにいろいろなものがあるんです。
ただどれも、そこまで手放しでおすすめできるものではありません。
基本的にはズームなしで対応できるような動画を撮影するのが一番おすすめになりますね。
それでもどうしてもズームをしたい場合には、個人的には、ズームレンズを買うのがおすすめです。